Japanese Donor Blog

D5657 卵子ドナー体験談 (Local Cycle)

エッグドナーと聞くと開腹手術があるのかな?とか自分の将来の妊娠に影響しないのかな?とか 沢山のことが思い浮かんですこし怖いような気持になりました でもプロに聞くのが1番だとおもい担当の方に連絡しました

メールを送って数分で連絡がきて 電話やメールで説明してもいいし 家が近所だったのでマンハッタンで直接会って説明しても大丈夫と言われました どうせなら会って色々聞いてみたいなと思ってアポをとりました

翌日会うことになりそれまでに自分なりに質問をまとめておきました ながい質問でしたら1つ1つに細かく回答してくれました 日本人担当者の方も大学時代に6度ドネーションをしたということで 自身の体験なども教えてくれて大変だったことや簡単だったことなど 細かく説明してくれたのでわかりやすかったです また、検診のときは付き添ってもらえることや注射の初日は一緒に確認して教えてもらえると聞いてかなり安心しました

登録して翌日に依頼がきてちょっとびっくりしました それだけ日本人の提供者が少なく自分のしていることが沢山のご夫婦を助けることなんだなとおもったら感傷深くなりました 検診には担当者さんが付き添ってくれて検査をうけて最後にカウンセリングがありました カウンセラーさんに 自分の遺伝子が半分入った子供がこの世にいることにどう感じますか?といわれて 正直そこまで深く考えていなかったのでもう1度考える機会になりました でも生んで育てた人が親だと思うので大切に育ててほしいと話しました

担当者の方から依頼者さんがいままで10年近く不妊治療をしていて それでも子供ができなくて卵子ドナーさんを探していたと聞きました そんな中同じ州に同じ血液型の私を見つけて選んでくれたとききました

注射は2種類から始まって最後は3種類になりました 初めての日は少し怖かったけど簡単にレビューできる日本語のビデオももらって 自宅で自分で注射することができました その間は検診が5回くらいありました 待ち時間は短くて血液検査と超音波検査でした 30分ほどで終わったので学校に遅刻しないでいけました

12日目に採卵になると聞きました その日は寝坊しないように少し早く起きて付き添いの方と一緒にクリニックにいきました 手術着のようなものに着替えてまっていると麻酔科の先生が麻酔の説明をしてくれました 同意書にさいんしてまっていると静脈から麻酔をいれますねといわれました

麻酔が入ったと同時に意識がなくなって起きたらすべておわっていました 人より沢山卵子がとれたといわれて依頼してくださった方に喜んでもらえるとうれしくなりました 1時間半くらい寝てからヨーグルトやジュースがもらえました 全室の夜中から半日ほど絶食だったのでやっと食べれました

帰りはタクシーで家に連れて帰ってもらって家で夜までもう1度ねました 翌日はおなかのはったかんじはあるけど痛みはなくて普通に学校にいきました 次の週に生理がきたことを伝えました 依頼者さんが無事妊娠されたときいて安堵しています

もう1件問い合わせがきたと言われたので是非またドネーションしたいです 私のドネーションによってどこかで家族を作るという夢をかなえられたご夫婦がいることをうれしく思っています 大切に育ててくれたらなによりです

今回は貴重な体験させていただいてありがとうございました。