Japanese Donor Blog

ID5507 卵子ドナー体験談 (International Cycle)

私が卵子提供に興味を持ったのは日本で不妊治療をテーマにしたドラマをみたことです
インターネットで卵子提供について検索していたところ、AEDのホームページをみつけ登録しました。私は日本在住なので依頼待ちは長いかなと思っていました

1か月後にコーディネーターの方から卵子を希望するご夫婦がいるとききました。しかし、いざ自分が提供するとなると、自分の遺伝子をもった子供が自分の知らないところで生まれるということ、そして私がドナーという責任を果たすということについて悩みました
でも休職中であった私は こうした機会はドナーに適した年齢で、さらにまとまった休みの取りやすい今だけだと思い卵子提供を決めました。

日本でまず血液検査をうけて2週間後に結果をもらいました
アメリカのドクターにおくり問題ないと判断してもらってから2泊で渡米になりました
場所はポートランドという港町でとても素敵な場所でした
検査には日本人通訳さんが付き添ってくれてあんしんして検査をうけられました
滞在中の食費も出て移動費もカバーされるので観光を沢山しました

そのあと1度日本に戻り連絡をまって1か月後に採卵にむけて16泊渡米しました
その時に前もって食費と別途1000ドルを前もってもらえたので
アメリカ滞在中に切り詰めた生活をしなくてよかったので滞在を楽しめました
注射は1つはペン型のもので簡単でもう1つは粉と液体を混ぜるタイプでした
日本語で説明のビデオをいただき わからない場合はスカイプなどで日本語のサポートをしてもらえたので
簡単に注射をすることができました
これが自分の中で1番の心配なところでしたが実際は簡単でひょうしぬけしました

注射は朝だけで、それが終わればクリニックへいく日以外はフリーだったので、買い物などをして滞在を楽しみました。あとは注射によってお腹が張るなどの症状が出ると聞いていたので、水や食事の量に気を付けるようにしていました。
私は生理不順で産婦人科に通っていたこともあり、ちゃんと卵が育つのか不安だったのですが
注射開始から数回クリニックで超音波検査をしたところ予想以上に卵が育っているということで安心しました。

採卵当日待っている時間緊張していたのですが通訳の方に付き添っていただけました 待っている部屋はとても寒かったので羽織るものをもってきてよかったと思いました 同意書などにサインして採卵室にはいったらすぐに麻酔がきいて寝てしまいました そのあとは1-2時間休んでホテルにもどりました
帰国まで数日あったので行きたかったレストランやお土産をかって帰国しました 日本の口座に協力費を振り込んでいただけたので楽でした
今回は夏休みでしたら次は大学の冬休みにまた参加したいと思っています

ドナーとなることは不妊に悩む方の力となるだけでなく、自分の身体のことをしる良いきっかけにもなると思います。
卵子ドナーという素晴らしい機会を提供していただき、本当にありがとうございました。依頼者の方が無事に元気なお子さんを産むことができることを願っています。